3月11日、東日本大震災10周年追悼式が東京・国立劇場で
執り行われた。
その時の天皇陛下のおことばから、一部を謹んで掲げさせて戴く。「今後、困難な状況にある人々が、誰一人取り残されることなく、
一日も早く平穏な日常の暮らしを取り戻すことができるように、
復興の歩みが着実に実を結んでいくよう、これからも
私(わたくし)たち皆が心を合わせて、被災した地域の人々に
末永く寄り添っていくことが大切であると思います」「私も、皇后と共に、今後とも被災地の方々の声に耳を傾け、
心を寄せていきたいと思います」「今なお様々な困難を背負いながらも、その苦難を
乗り越えようとたゆみない努力を続けている人々に思いを寄せ、
安らかな日々が一日も早く戻ることを皆さんと共に願い、
御霊(みたま)への追悼の言葉といたします」ゆっくりと、丁寧に読み上げていかれる天皇陛下のお声には、
深く切実な御心が籠められているのを感じた。
お隣に慎ましく立たれた皇后陛下も、お気持ちを一つに
されているのが伝わる。「誰一人取り残されることなく」…
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